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PM 24春 午後Ⅰ 問2 設問2

問題

〔関係者へのヒアリング〕
 T氏は,先に把握したプロジェクトの状況を踏まえて,各関係者にヒアリングを行い,次のように整理した。

  • H社社長:経営状況の早期把握が,プロジェクト開始から1年後に実現する ことに最大の関心をもっている。
  • I部長:“経営管理システム稼働後は,経営管理レポートを翌月5営業日以内 に提出するように”というH社社長の指示の達成を最優先に考えている。
  • 各部門の業務担当者:経営管理部から“経営管理システムに対する要求を出すように”との依頼を受けて,関係する各部門の業務担当者が依頼に対応している。H社の業務管理レポートの項目は,経営管理部で必要とする項目以 外は,各部門の業務担当者の判断に任されているので,様々な要求が出ている。
  • R社チームメンバ:社長同士の付き合いに気を使うあまり,H社の業務担当 者の要求に全て対応している。

 T氏はこの分析から,経営管理システムの要件が収束しない原因を理解した。T氏は,プロジェクト管理の観点から,実装範囲の優先順位を明確にしたプロジェクト運営方針を策定し,プロジェクトを進める必要があると考えた。そのため,R社社長とも事前に相談した上で,H社社長に対して,今後のプロジェクトの運営方針の骨子を次のとおり説明し,プロジェクトの関係者全員に徹底してもらうように依頼した。

  • 開発のチーム体制を,経営管理レポートを担当するチームと,業務管理レポ ートを担当するチームに分ける。
  • 経営管理レポートはH社社長の要求どおり,プロジェクト開始から1年後の翌年1月の稼働開始を目指す。
  • 業務管理レポートについては,要件が定義できた時点で改めて開発計画を策 定することにして,当面は,要求事項の取りまとめを優先して進める。
  • 業務管理レポートを担当するチームは,業務担当者の要求を細く際には,必ず要求の実現による業務上の効果と,優先順位を確認し,要求と併せて記録する。

 H社社長は状況を理解し,運営方針の骨子を了承するとともに,臨時のステアリングコミッティを開催し,プロジェクトの関係者全員を招集して説明を行うことにした。

設問2

〔関係者へのヒアリング〕について,⑴〜⑷に答えよ。

T氏が分析結果から理解した,経営管理システムの要件が収束しない原因とは何か。40字以内で述べよ。

T氏が,プロジェクト運営方針についてR社社長と事前に相談した理由とは何か。35字以内で述べよ。

T氏はなぜ,H社社長の要求する経営管理レポートの部分と,業務担当者の要求する業務管理レポートの部分に分けて進めることにしたのか。30字以内で述べよ。

T氏が,業務管理レポートを担当するチームに,業務担当者の要求を聞く際には,業務上の効果と,優先順位を確認させた理由は何か。30字以内で述べよ。

 

解答例・解説

設問2

業務管理レポートの項目が各部門の業務担当者の判断に任されているから

XXX

プロジェクト開始から1年後に稼働開始する約束が一部守られないから

XXX

H社社長の要求を来年1月までに完了させたいから

XXX

業務管理レポートの要件を収束させる根拠とするから

XXX