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NW H28秋 午後Ⅰ 問3

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 メールサーバの更改に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。

 D社では,老朽化したメールサーバの更改を計画している。D社の現行ネットワーク(以下,現行NWという)の構成を,図1に示す。

f:id:honmurapeo:20180512233612p:plain

現行NWの仕様
 現行NWの仕様を次に示す。

(1)D社のプライマリDNSはDNS1である。DNS2は非公開のD社内ゾーン情報だけを保有するセカンダリDNSである。DNS3は公開ゾーン情報だけを保有するセカンダリDNSである。プライマリDNSは,セカンダリDNSとだけ通信を行う。ゾーン情報の更新時には,プライマリDNSがセカンダリDNSへ更新通知(NoTIFYメッセージ)を送信する。これを契機として,■が行われる。

(2)社員のメールボックス(以下,MBOXという)は,MSV1〜3に分散収容しており,メールアドレスとそのMBOXを収容するMSVとの対応を,LDAPに登録している。MSV1〜3は,LDAPを参照して,受信したメールの宛先メールアドレスに対応するMBOXが収容されているMSVを決定し,他のMSVへの転送,又は自分のMBOXへの格納を行う。この動作をメールルーティングと呼ぶ。

(3)○MGWからMSVへのメール転送は,DNSラウンドロビンを用いても,負荷の偏りが生じやすい。また,社外から届くメールを負荷分散しなくても,MSVの性能に問題がないので,MGWの転送先はMSV1に固定している。

(4)MGW1,2とも正常動作時には,社内から社外へのメールはMGW1が,社外から社内へのメールはMGW2が中継先として選択される。一方のMGWが停止しているときは,他方のMGWが,両方向のメールの中継先に選択される。

(5)FWによって,DMZ上の機器とMSV及びDNSとの間で許可されている通信を,表1に示す。
 

f:id:honmurapeo:20180512233624p:plain

新メールサーバの負荷分散の仕様
 更改対象はMSVであり,MGWは更改しない。更改によって新規に設置されるMSV(以下,新MSVという)は2台である。更改後のネットワーク(以下,更改後NWという)における,社内ー社外間の正常時のメール転送経路を図2に示す。

f:id:honmurapeo:20180512233634p:plain

 図2のメール転送の負荷分散と冗長化の仕様を,次に示す。

(1)MBOXは新MSV1,2の共用ストレージに配置する。どちらの新MSVからも全てのMBOXにアクセスできる。

(2)新MSV1,2とも正常時には,PCからのアクセスが分散し,一方の故障時には他方にだけアクセスが行われるように,VRRPとDNSラウンドロビンを併用する。

  • XXX
  • XXX
  • XXX
  • 新MSV1のホスト名はmsv1,新MSV2のホスト名はmsv2,新MSV1,2共通のホスト名はmsvcである。
  • PCのメールソフトのメール送受信サーバには,msvcを設定する。

(3)MGWから新MSV1,2へのメール転送は,正常時には新MSV1に転送されるように,転送先をVIP1に固定する。新MSV1の故障時には,VRRPによって転送先が切り替わる。

(4)メールの転送方向に応じたMGWの選択方法は,〔現行NWの仕様〕の(4)から変更しない。
 

MSV の移行
 現行NWから更改後NWへの移行期間中のネットワーク(以下,移行中NWという)の構成を,図3に示す。

f:id:honmurapeo:20180512233645p:plain

 図3から旧MSV1〜3と,それらに接続したストレージを撤去したものが,更改後NWの構成となる。
 現行NWから移行中NWへの変更点を,次に示す。

  • 旧MSVと新MSVとを並行稼働させる。すなわち,旧MSV,新MSVとも,社内・社外宛てのメール送信,及び社内・社外からのメール受信を可能にする。
  • @新MSVも,旧MSVと同様に,LDAPの情報を用いてメールルーテイングを行う。

 XXXXXXXXXXのメールを移動や複製はしない。
 移行中NWにおける,MSV移行工程の概要を,表2に示す。

f:id:honmurapeo:20180512233656p:plain

 以上の計画に基づいて,D社のメールサーバ移行は実施され,新サーバへの更改は完了した。

設問1

 〔XXX〕について,(1)〜()に答えよ。

(1)本文中及び表中の   ア    オ   に入れる適切な字句を答えよ。
 

アの解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

イの解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

ウの解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

エの解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

オの解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(2)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(3)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(4)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

 

設問2

 〔XXX〕について,(1)〜()に答えよ。

(1)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(2)XXX
 

解答例・解説
解答例

f:id:honmurapeo:20180512233748p:plain

解説

 XXXXXXXX

 

(3)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(4)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

 

設問3

 〔XXX〕について,(1)〜()に答えよ。

(1)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(2)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(3)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(4)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

 

設問4

 〔XXX〕について,(1)〜()に答えよ。

(1)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(2)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(3)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

(4)XXX
 

解答例・解説
解答例

 ああああ

解説

 XXXXXXXX

 

 

IPA講評

出題趣旨

 電子メールサービスを支えるインフラ技術は,性能, 信頼性, コスト, セキュリティ対策など,様々な面 で,大きく発展してきた。また, 電子メールは古くから利用されているサービスであり,相当に古い設備のま ま運用し続けてきて,更改が必要な時期になっている企業は多いと思われる。電子メールが利用され続ける限り,メールサーバの更改や移行は,重要なテーマと考えられる。
 メールサーバの更改・移行は,情報システム部門だけでなく,利用者の負担も大きく,容易ではない。標準といえる方法や手順があるわけでもなく,個々の状況や制約に応じて,計画し実行することが必要である。 本問では,メールサーバ更改を題材として, 電子メールサービスを支える各種技術に対する基礎的な理解及び応用力と,利用者を含めたサービス全体を把握して,移行や運用の手順を設計・実施できる能力を問う。

採点講評

 問3では, メールサーバの移行において行う, アカウント収容替えの設計, 移行手順の設計, 利用者への影 響などに関して出題した。また,それらを行う基礎として,各種の要素技術に関しても出題した。全体として,正答率は低かった。
 設問1の(2), (3)は, DNS のプライマリとセカンダリの通信に関する設問である。DNS は, IP ネットワーク でほぼ必ず使用される根幹の機能なので,基礎的なことは正確に理解しておいてほしい。(4)は,正答率が低かった。DNS キャッシュの影響に言及できた解答はあったが,負荷が偏りやすくなる条件を答えられた解答は少なかった。(4)の対象である MGW から MSV への通信と異なり, PC から MSV への通信では DNS ラウンドロビンを用いて負荷分散をしている。後者の通信でも DNS キャッシュが介在するが,それを理由とした負荷の偏りは生じない。この対比に気付いてほしい。
 設問2は, VRRP と DNS の名前解決に関する基礎知識があれば,本問のような構成に初めて触れた人でも正答を導けるはずである。正答に至らなかった受験者は,よく復習してほしい。また, VRRP と DNS ラウンドロビンによる Act-Act 冗長構成は,応用の範囲が広いので,是非知っておいてもらいたい。
 設問3は,(1)の正答率が高かったが,誤答の中には,設問文の条件に合致していない解答や, 勝手な仮定に 基づいたと思われる解答が多く見られた。また, (2), (3)の正答率は低かった。この2問は,移行工程における,未変更社員, メール送受信サーバの変更を実施済みの社員, 社外の三者間のメール転送経路を,本文に従って図3に書き込めば,正答にたどり着くことができる。この2問を正しく解答できた受験者は,他の設問の正答率も高い傾向があり,問題全体を正しく読み解いた人が多かったと推測される。